11/4(日)は松戸南高校にて第44回 少年少女のつどい中央大会(ドッジボールの部)が開催されました。
夏の大会から秋の大会に移動して1日大会となって4回目の今回、全チーム参加ではなく各地区予選を勝ち抜いた16チームによる大会となりました。
二ツ木は何とか予選突破して大会に参加できたものの、対戦相手は3チーム全部今期メダルチーム。
予選ブロックを勝ち抜けるのは非常に困難ですが、少しでも健闘できるよう練習を積んできました。
今回私はCコート配備でしたので、決勝以外はCコートの所感を。
1○.新作-×二ツ木 線審
0にはならなかったものの、圧倒的な力の差を感じました。
自分への戒めとして記しますが、審判タイム明けなのに背中を向けたまま一向に立ち上がらない二ツ木外センに、思わず立つよう声を掛けてしまいました。
このシーンはちょっと反省しています。
コーチ寄りの発言となったので、審判としてフラットでありませんでした。
2.×なんぶ古ケ崎二丁目-○宙 線審
前半は5分で終了。後半も手を抜かずしっかり攻め続けた宙が危なげなく勝利。
3.○新作-×ひまわり福寿台 ボール管理
試合の展開力、内野守備、ゲーム理解度において新作が一枚上手でした。
後半終盤、点数差的に新作の勝ちが揺るがなくなった場面で、ひまわりベンチはしっかり時間を使って一人ターゲットを決めて追い込んで当てる指示を出します。
この試合の勝ち負けではなく、得失点差もあるので、次に繋がるプレーを出し切って終えようという判断だったと思われます。
が、外センから8秒9秒と二連続早打ちし、単発の攻撃を捕られてしまい終了。
4.×なんぶ古ケ崎二丁目-○秋山 主審
前半は両チームノーガード撃ち合い。なんぶ古ケニとしては勝つにはこの展開しかないと踏んでいたと思いますが、秋山は見事に術中にハマり2-2の同点で折り返します。
後半も同じ展開が続き、1点を争う時間帯が長かった。最後は3-4のままで推移し、お互い決めきれず。秋山の方がちょっとだけ残った選手の内野守備が上回っていました。
トータル5-6で秋山が勝利しました。
5.○新作-×あおぞら
Bブロック最終戦。
あおぞらが新作に勝つと、3チームが2勝1敗で並び、得失点差であおぞらの予選突破が見えてくる。
あおぞらは前半序盤に内野の6年が当たり、更にはカットの6年が出入りのミスで当てられてしまい厳しい状況に追い込まれます。
前半は3点差位で新作が取ったと思いますが、点差以上に流れが新作側に傾いていました。
後半は盛り返えそうとしますが、試合のコントロールは新作が持ち続け、差を詰められません。
後半中盤以降から新作はタイムコントロールを徹底。
時間が経つほどに、新作が勝ちを引き寄せました。
6.×なんぶ古ケ崎二丁目-○金ケ作 線審
前半、試合の流れをなんぶ古ケニが掴みます。序盤に金ケ作の6年を1人当て、浮ついた、リズムに乗らない感のあるうちに畳み掛けます。
4-4の同点で折り返した時はアップセットがあるかもと思いましたが、後半は金ケ作エースが試合を落ち着けました。
前後半で同じ試合とは思えない展開でした。
予選結果
各ブロック2位まで予選通過で、決勝トーナメントは再抽選となります。
決勝トーナメント組み合わせ
準々決勝
7.○虹の街-×新作 線審
ジャッジ判断も厳しい、一進一退の攻防が続きました。
子供達以上に外野ギャラリーのお母さん達が熱い。
当った当たってないだけでなく内野線のラインクロスを見て下さい!!!とご意見も頂きましたが、審判としてできうる範囲で見ています。
チームへの応援はいっぱいやって欲しいですが、相手チームの外野選手が萎縮する可能性がある声援は控えて欲しいです。
試合は前半の流れを作った虹の街が最後までリードをキープ。新作はあと1点及ばずでしたが、両チームとも最後まで気持ちの切れない良い試合でした。
自コートの試合が終わって周りを見渡すと、Aコートで試合が始まりました。??と思ったら金ケ作とひまわり福寿台の対戦は延長戦に突入していました。
自地区のひまわりに頑張って今期2回目のメダルを取って欲しい所でしたが、延長だけで見ると力及ばず。
逆に金ケ作はメダルを確定させました。
準決勝
8.×虹の街-○宙 線審
決勝がかかった試合なので、準々決勝と同等位にギャラリーからの声がデカい。
ワンバンに見えたワンシーンで私ともう一人の線審がアウト判定して協議しましたが、ワンバン前に、前に出した手に当たって地面に落ちたようにお互い見えたのでアウトとさせて頂きました。
動画見直して全く触れていなかったらスミマセン。が、その時の判断は判断なのでそこはご了承下さい。
もう2点、この試合で象徴的な出来事がありました。
1点目。
チームが流れに乗っていない状態で、ルーズボールをマイボールにしようと確保しに行った虹の街内野が確保できず、勢い余って内野線を越えて手をついてしまいラインオーバーのアウト。
目の前で起こったので取らざるを得ませんでしたが、本来はチーム流れを持ってくるためのナイスファイトでした。
チャレンジしないといけないシーンだったので、誰も責められないと思います。
2点目。
虹の街内野の選手が宙内野側から当てられアウト。普通にアウトコールをして試合続行のはずが、異変に気付いた虹の街外センがベンチ側まで駆け寄りアピール。
副審主審が試合を止めました。
線審の私は何で止まったのかすぐに理解できませんでしたが、よく見るとアウトになった選手以外の選手が一人動けない状態に。
歩けない状態からベンチに下がり、そのまま選手交代。
本部席待機していただいている整骨院の先生に診断してもらい、肉離れの初期症状らしいとの事でテーピングで補強して頂きました。
筋肉系の負傷はすぐ治らない事もあるので、長引かずに回復してくれると良いですね。
決勝(Aコート)
9.○宙-×高柳
中央大会決勝同地区対決。
中央大会で同地区決勝っていうのが珍しい。
試合は同地区なだけあって、お互い手の内が分かっているので中々大崩れしません。
前後半共に10-7で宙が取りましたが、宙の選手がベンチの指示なくその場の最適解に攻め方を修正したり、試合が止まっているタイミングで双方の内野枚数を数えて、何点リードしているかしっかり確認している選手がいたのが印象的でした。
結果、
優勝:宙
準優勝:高柳
3位:金ケ作、虹の街
となりました。
優勝した宙さんは今期市内大会5勝目。今期最多勝確定です。
決勝トーナメント表結果
ここから稔台大会、馬橋チャレンジカップ、選抜大会と12月頭まで市内大会が続きます。
天候に恵まれて無事開催できますように。