11/5(日)、第43回中央大会が金ヶ作小にて開催されました。
市内全25チームが集まり、8ブロックに分かれ予選を行い、各ブロック1位勝ち抜けで決勝トーナメントに進みます。
今回Aコートに配属されたので、Aコートの試合をメインに所感を。
1.×中金杉つばさ-○住吉 線審
住吉17番の投げるフォームが変わっていてビックリ。上背はあるので腕の振りと手首の使い方がもう少し良くなったらもっと伸びるかも。
6年なので出られる大会はあと少しだけど、選手の成長が見られるのは他チームでも良いですね。
2.×しろあと横須賀-○こばと ボール管理
1点印象的なシーンがありました。
こばとの攻撃に挟まれていたしろあと横須賀の選手が動きすぎてラインオーバー。主審が気付かず線審が笛を吹いて割って入って審判協議。
このタイミングでボールはこばとの選手が確保。
協議の結果ラインオーバーでアウト。ボールはしろあと横須賀開始。となって、再度審判協議。協議の結果、こばとボールで試合再開となりました。
試合後審判団でディスカッションしましたが、ボール保持者がラインオーバーしたら相手ボール。ボール保持者以外がラインオーバーした場合は、ボール保持側のボールのままという整理でした。
確かに試合の流れの中でラインオーバーでアウトにした場合、ボール保持者以外ならそのままプレー続けますからね。
冷静に考えたら納得しました。
3.×中金杉つばさ-○ひまわり福寿台 主審
2日前にも対戦していましたが、この日はひまわり福寿台の内センが復調したのか元気にプレーしていました。内野守備も堅く、チーム全体で盛り上げる形ができていました。
中金杉つばさは内野が持たず次々と当てられてしまい、苦しい展開となります。前後半共に最後は0にされてしまいました。
劣勢になってからも、最後まで諦めずにプレーできてたらもっと良かったかも。
4.○二ツ木-×新作
審判お休みを頂いたので、Bコートの自チームの試合を応援できました。
観戦していない1試合目前半がダメダメだったとのことで、心配しながら見守りました。
試合は前後半5点差ずつ取り、危なげなく勝利しました。特に前半はアウト0でした。新作はパスのためのパスになってしまい、攻め手に欠けました。
5.○住吉-×ひまわり福寿台 ボール管理
1勝同士で迎えたブロック通過を決める対戦。
前半最終盤までボールデッドの無い白熱した試合運び。あまりにもいい試合だったので、プレーに見入ってしまい、最後に発生したボール管理の仕事の反応が遅れる位。
前半同点で折り返した後半も、1点差をかけた攻防が続きます。
1分前近くでひまわり福寿台2点勝ちから2人当てられ(内1人内野復帰)1点負けに。
ここでひまわり福寿台作戦タイム。
得失点差を考えると引き分けでもひまわり福寿台が勝ち上がるので、内外どちらから当ててもいい場面でしたが、外野から当てて内野復帰して逆転勝利を狙う作戦に。
2回チャンスは回ってきましたが、外野から当てられず試合終了。
住吉が勝利しブロック通過を決めました。
6.○稔台西ウエスタン-×しろあと横須賀 線審
前半しろあと横須賀がタイムを取った時点で7ー3と4点差。戦力的にも厳しいかと思いましたが、稔台西の選手の気の緩みを見逃さず、外野から2回当てて同点で折り返すことに成功します。
後半も一進一退の攻防で、流れは傾かず。
最後は稔台西が1点差で逃げ切りましたが、しろあと横須賀は上級生がいないと思えない素晴らしいプレーでした。
7.○古ヶ崎二丁目なんぶ-×紙敷新田
Hブロックのみ4チームで変速リーグとなっていたため、Dコートのみ予選第7試合までありました。
先に2勝している清志町と、古ヶ二が勝利の上、得失点差次第でどちらかが上がれるかが決まります。
古ヶ二は後半早めに外センを入れたと思ったら、実はキャプテンをベンチスタートにしていて当たって外野に出た子と交代で出したり、内野の選手の配置を細かく変えたりとベンチワークが光ります。
古ヶ二が勝利したものの、得失点差でブロック通過ならずでした。
これで予選終了。勝ち上がった8チームによる再抽選でトーナメントが行われます。
準々決勝
8.×こばと-○二ツ木
稔台、馬橋チャレと既に対戦することが決まっているこばとさんとの1回戦となりました。
今期は対戦回数が多い。
内野はこばと外センからのボールをよく捕りました。攻撃陣も常に先行で試合を進めましたが、こばと内野も甘い球では当たりません。
後半にはこばと8番の連続キャッチもあり、攻めあぐねる時間帯もありました。
点差はつきましたが、崩しきる前に内野が好捕球して盛り上がっていたらどう転ぶかわかりません。
準決勝
9.○二ツ木-×和名ヶ谷 副審
朝の時点で準決勝副審の話を頂いていましたが、くじ運もあり光栄なことに自チームの試合の審判をすることができました。
外野から応援したい気持ちはもちろんありましたが、勝つにしろ負けるにしろ自分でジャッジに参加した方がすっきりします。
対戦する和名ヶ谷さんは予選でセプテムを破って上がってきたチーム。どちらが勝つかわかりません。
前半二ツ木が有利に進めて7ー3までいきましたが、そこから和名ヶ谷が盛り返し5ー5の同点で後半を迎えます。
二ツ木は要所でキャリング、ラインクロスをしてしまう選手がいましたがこの日は大丈夫。厳しめで見ていても問題ありませんでした。
後半は何とか和名ヶ谷を上回り、ゲームをコントロールすることができました。
内野の選手もよく捕り、よく残りました。
この勝利により、二ツ木の2年連続決勝進出が決まりました。
決勝
10.○秋山-×二ツ木
前半5ー2位まで追い込まれながら、3ー2の1点差まで戻します。
後半も秋山に先行されますが、最後まで諦めずプレーを続けました。
1分前過ぎて内センが当てられて、悔しさから涙を浮かべながら外野に向かいます。
当たって先に外に出ていた選手が背中をさすって落ち着かせ、その間に内野に残った選手が凌いでナイスキャッチ。
残り時間僅かでマイボールになったチャンスを見逃さず、当てて内野復帰しました。
そしてすぐに試合終了の笛。
後半は5ー2でトータル8ー4で秋山が優勝しましたが、両チームの関係者だけではなく多くのギャラリーから自然発生的に拍手の嵐が巻き起こりました。
素晴らしい決勝戦だったと思います。
試合途中で魅せた二ツ木内センの正座ジャンプ避けもギャラリーを沸かせました。
去年のキャプテンの決勝での大ジャンプ避けも魅せましたが、違った魅力があります。
結果、
優勝:秋山
準優勝:二ツ木
3位:高柳、和名ヶ谷
5位:虹の街、住吉、清志町、こばと
となりました。
優勝した秋山さんおめでとうございます。
二ツ木も最後まで諦めず頑張りました。閉会式で選手達にメダルを掛けた後、監督からメダルを掛けてもらいました。いちコーチで、自分がプレーしていたわけではないのに涙腺が弛んでしまいました。
今月はまだ市内大会が二つ残っています。
各チーム燃え尽きる事なく、このまま頑張って欲しいです。