12/4(日)は北部小にて第32回選抜大会が開催されました。
松戸ドッジボール11地区9チーム(2地区合同が2チーム有)が優勝を目指して戦いました。
1次予選は3ブロックによる総当たり戦で上位2チームが2次予選。下位1チームが7ー9位決定戦に回ります。2次予選も2ブロック総当たりで上位2チームが決勝トーナメントに上がります。
小金南は1次予選Cブロックに入り、新松戸、明第一・松戸と対戦することになりました。
私もCコート配属だったので1次予選は試合を観ることができました。
いつも通り試合の所感を。
1.×小金南-○新松戸
朝一から新松戸は調子が乗っていました。いい状態で試合に入れていたと思います。
小金南は攻撃に内野にとなかなかいいプレーが見られません。なんとかシーソーゲーム状態に持っていきましたが最後は1点差で負けました。
攻めのパターンに不安はあるものの、この調子なら新松戸がそのまま上まで行きそうな印象でした。
2.△小金南-△明第一・松戸 線審
明第一は3年男子が多いので内野守備には不安があるものの抜群の攻撃力。なんぶ、ヤングのセンターラインが中心となり素早いパス回しから攻撃を決めてきます。
小金南も攻めますが攻撃に押され点差を維持することが出来ません。
前半3点負け、後半3点勝ちで迎えた残り5ー10秒小金南ボール。内野外野どちらかから当てれば勝ちのシチュエーションでしたがパス交換をして時間切れ。引き分けとなりました。
3.○新松戸-×明第一・松戸 線審
この試合の結果次第で小金南が上がれるかどうかが決まります。
1試合目に引き続き新松戸のチームとしての調子の良さをかんじました。ナイスキャッチが目立っていました。
攻撃力は明第一の方が上だったかもしれませんが、内野力の差が点差に表れたと思います。
この試合の結果、Cブロックは新松戸と小金南が2次予選に駒を進めました。
ABコートでは2次予選、Cコートは7-9位の順位決定戦が行われました。
4.×馬橋-○小金北 主審
先週の練習試合で小金南は小金北と引き分けていたので、チーム力としては大きな差がなかった印象でした。1次予選は明第一・松戸と同じく、得
失点差で上がれませんでした。
馬橋は外センとサイドのパスで内野の端を挟みつつ、崩れたら当てに行き崩れないならパスを経由させて逆サイドから当てにいく攻めで、小金北の
内野を切り崩そうとしてきました。意図の見えるいい攻めでした。
小金北は攻撃力とともに内野の安定感があったと思います。
5.○小金北-×明第一・松戸
小金北はここで勝てば2勝で7位確定でしたが、順位どうこうではなく両チームともいいプレーを見せてくれました。
カットの動きや気の抜けた一瞬を狙ってアタックしてくるのはさすが。
接戦の真剣勝負でしたが、楽しんで試合をしているように見えました。
6.○明第一・松戸-×馬橋 線審
明第一の攻撃力が走っていました。特に前半は最後に外センに1人いた3年生男子が当てて馬橋内野を空にしたシーンが印象に残っています。目の前
で線審をしていてボールがうまーく選手の体にかすっていき、旗を上げるのが一瞬遅れる位きれいなアタックでした。
外野のお母さん方から「なんで当てたのに内野復帰できないの、ずるーい。かわいそう。」とお言葉頂きました。説明しましたが、外野1人残すの
はルールですので(汗
2次予選が終わりお昼を挟んで、決勝トーナメント。
準決勝はBコートでは新松戸と東部。Cコートでは小金南と五香六実が対戦しました。
準決勝
7.○小金南-×五香六実 ボール管理
午前中は攻撃も守備も噛み合ってなくて、チーム状態としては上向くところが無かったものの、何とか2次予選を突破した小金南でしたが、この試
合でようやく攻撃も守備も噛み合いました。
後半は内野が堅守を見せ、殆ど当たりません。午前中とは見違える出来でした。五香六実もラスト1分を切ってベンチから、「ボールを回している
場合じゃないぞ、当てに行け!!」と言われたものの崩してない内野を当てにいくのは・・・とパス回しに選手達が拘ってしまいました。
3位決定戦
8.×新松戸-○五香六実
2次予選でも小金南と対戦し7点差をつけて勝利していた新松戸でしたが、準決勝で負け3位決定戦に。
一進一退の試合だったのですが、ターニングポイントが2つあった印象です。
1つは五香六実4番の内野でのボールカバー。チームの試合でもいつもこの選手のカットの動きや視野力、動き出しの速さに感心しているのですが、
この試合でも発揮しました。前半の1シーン。内野の選手が外野から当てられて外野側にボールが転がり普通なら連続攻撃となるのですが、内野線
ギリギリ手前でボールカバー。チームに悪い流れが来るのを未然に防ぎました。
もう1つは後半終盤近く。新松戸の外野が当てて内野復帰に動き出し、跳ね返ってきたボールを隣にいた選手が見事ボールデットにせずマイボール
に。落ち着いてサイドにいる選手にボールを渡せばよかったのですが無理な体勢で急いで投げ、相手外野側にボールが渡ってしまいました。その手
前のプレーが素晴らしかったので、ボールが内野にわたっていたら試合の流れが新松戸へ来たかもしれません。
決勝
9.×小金南-○東部
前半、審判側ラインから試合を見ていたのですが、東部の外野からの応援が凄い。途中で気付いて外野側に回ったのですが、応援できるスペースが無い。一部を除いて子供達への応援を届けることが出来ませんでした。普段の試合とは違いギャラリーからの声が多く、外野にいた二ツ木以外の選手は疲れと共に雰囲気に呑まれていたかもしれません。
反省して後半は場所確保して外野から応援。馬橋チャレンジのブロック決勝と同じく赤メガネさんの隣でお互い各チームに応援を送りました。
最終的には1点差負け。最後は選手達自身が選んだ攻め方を行った結果なので泣いても受け入れるしかないです。
午前中の出来から見れば、頑張って手に入れた準優勝だと思います。
結果、
優勝:東部
準優勝:小金南
3位:五香六実
となりました。
優勝した東部地区さんおめでとうございます。
今年度の市内大会はこれで終了。各地区お別れ大会含め地区大会がいくつか残っていますが、来年度のチーム作りが本格的にはじまります。
選抜を通じて自地区内の友達が増えた子も多いのではないでしょうか。